スーパーシートに引張り力が働き荷重を分散させますので
施工機械の搬入が容易になり、安全性も確保できます。
スーパーシートで支えられた土砂は集中荷重が分散されますので
局部的な破壊を抑制し必要土量が節約されます。
スーパーシートが遮断幕となり盛土量の測定が容易にできます。
又埋没不等沈下を防ぎますので、工事期の短縮と地盤の改良効果を高めます。
シートは長手方向が盛土の進行方向(縫製方向と平行に沿うように)に敷設します。
シートを敷設する地盤にとがった鉄片、木片、鋭角な骨材などがあればシートを
破る原因となりますから除去して下さい。
超軟弱地盤でどうしても、ヒービングが発生しそうな場合にはシートをタテ、ヨコ交差するよう二重にして敷設すると効果的です。
一般には0.5m程度のラップで、超軟弱な地盤の場合で1m~2m程度重ねて
重ね部分をU字型又はO字型(#8~10番線)によって1m程度のピッチで
原地盤に串ざしするかシートどうしを結合してください。
超軟弱地盤の場合は、ハトメ加工を施し、ロープで接続して下さい。
まき出しはシートの長手方向(縫製方向と平行)に沿って盛土先端が
均一になるように進めていきます。
盛土先端に不均等な荷重が加わるとシートの下にヒービングが発生し
後の施工を妨げるおそれがあります。
第一次盛土は小型ブル又は超湿地ブルで30cm~100cm盛土して下さい。
①軟弱地盤表層処理
②埋設物下部
③埋立護岸裏
④連接ブロック裏
⑤簡易木欄工裏及びシガラ工裏
⑥砕石暗渠の拡散防止及びフィルター
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※ (下記数値は平均値で保証値ではありません) |
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ホームページより土木シートについてお問合せを頂きました!
有難うございます。
以下本文
はじめまして。
弊社は土木設計コンサルタントでございまして、現在〇〇県の水路関係工事の設計及び計画を立てております。
掘削工事に伴う発生土等仮置場に貴社製土木シートを計画し積算をしております。
1:ナイロンポリエルテル系織布、2:ポリプロピレン系織布を検討しています。
以下についてご教示ください。
1、2の各土木シートの適用の違いは何かありますか。
また各土木シートの強度はどの程度必要ですか。
●仮置場 V=210m3 H=2m 期間4カ月 土砂搬入に伴いダンプの出入り有
A,
設置場所の状況によりますが、通常現場発生土の仮置き場では高強度(高価)なシートを使うケースは稀です。
ナイロン・ポリエステル系織布はPP系織布より高強度ですがコスト高です。
設置期間が4ヶ月程度ですと、土木シートの敷設時期によっては、
曝露部分の劣化が気になります。
ポリプロピレン系織布は紫外線劣化が激しいからです。
軟弱地盤でなければ#1212ベージュクラスで問題無いと思われます。
太陽光線に曝されている部分の劣化が激しいので気になるようでしたら、
黒/グレー色で耐候性のあるPPD#300、PPD#700をお勧めいたします。
※現場発生土の下に隠れているPP土木シートは紫外線劣化はしません。