PPDシートに引張り力が働き荷重を分散させますので
施工機械の搬入が容易になり、安全性も確保できます。
PPDシートで支えられた土砂は集中荷重が分散されますので
局部的な破壊を抑制し必要土量が節約されます。
PPDシートが遮断幕となり盛土量の測定が容易にできます。
又埋没不等沈下を防ぎますので、工事期の短縮と地盤の改良効果を高めます。
シートは長手方向が盛土の進行方向(縫製方向と平行に沿うように)に敷設します。
シートを敷設する地盤にとがった鉄片、木片、鋭角な骨材などがあればシートを
破る原因となりますから除去して下さい。
超軟弱地盤でどうしても、ヒービングが発生しそうな場合にはシートを
タテ、ヨコ交差するよう二重にして敷設すると効果的です。
一般には0.5m程度のラップで、超軟弱な地盤の場合で1m~2m程度重ねて
重ね部分をU字型又はO字型(#8~10番線)によって1m程度のピッチで
原地盤に串ざしするかシートどうしを結合してください。
まき出しはシートの長手方向(縫製方向と平行)に沿って盛土先端が
均一になるように進めていきます。
盛土先端に不均等な荷重が加わるとシートの下にヒービングが発生し
後の施工を妨げるおそれがあります。
第一次盛土は小型ブル又は超湿地ブルで30cm~100cm盛土して下さい。
①本駐車場、仮設駐車場、本道路、仮設道路
②宅地造成工事、グラウンド・学校用地造成
③パイプライン軟弱地盤処理、コンクリート構造物軟弱地盤処理、組立棚渠軟弱地盤処理
④溜池、ダム、産業廃棄物処理場
⑤連節ブロック護岸、張りブロック護岸、矢板護岸、暗渠排水工
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品名 試験項目 |
PP#1212BG |
PP #1414BG |
PPD # 1616 |
強力 # 1313 |
強力 # 1513 |
PPD #300 |
PPD #700 |
試験方法 | |
引張強度 (N/5cm巾) |
タテ | 1000 | 1100 | 1300 | 2000 | 2700 | 1200 | 1500 |
JIS-L-1096 ストリップ法 |
ヨコ | 1000 | 1100 | 1300 | 2000 | 2700 | 1200 | 1500 | ||
伸 度 (%) |
タテ | 17.0 | 17.0 | 17.5 | 17.5 | 17.5 | 17.5 | 17.5 |
JIS-L-1096 ストリップ法 |
ヨコ | 12.0 | 12.5 | 14.0 | 14.0 | 16.0 | 13.0 | 14.0 | ||
引裂強度 (N) |
タテ | 260 | 300 | 320 | 510 | 760 | 300 | 370 |
JIS-L-1096 トラベゾイド法 |
ヨコ | 260 | 300 | 250 | 500 | 750 | 300 | 370 | ||
透水係数 (cm/SEC) |
1.0 ×10-3 |
1.0 ×10-3 |
1.0 ×10-3 |
1.0 ×10-3 |
1.0 ×10-3 |
1.0 ×10-2 |
1.0 ×10-3 |
JIS-A-1218 低水位法準用 |
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設計単価 | 150円/㎡ | 180円/㎡ | 270円/㎡ | 310円/㎡ | 400円/㎡ | 240円/㎡ | 290円/㎡ |