
織布系防草シート、不織布系防草シート、どちらを選ぶ?
本日は長野県の御客様より防草シートの選定方法について問合わせを頂きました。
毎度、有難うございます。
防草シートは多くのメーカから数えきれない位の種類が販売されております。
不透水性、透水性、遮光性、シート厚、材質、防草効果、耐用年数、etc
上記の性能を踏まえて各社が競って商品化しております。
大きく分けると、織布系と不織布系の防草シートに分けられると思います。
※透水性のある防草シートの場合。
織布系防草シートは、農家の方にもよく使用される製品で安価で耐踏性が高く
適度に透水性も有り、防草効果・耐久性もソコソコですが、イネ科や強雑草には弱いのです。
しかしながら、毎日防草シートの上を歩いて作業する場合は此方が向いていると思います。
気になる雑草は小さい内に芽を摘めば良いのですから・・・
不織布系防草シートは、厚手タイプは遮光性が高く耐用年数も長い、そして
強雑草と言われるチガヤやスギナなどもブロックしてしまいます。
しかしながら、私の経験からですが耐踏性に難有りです。
以前、農場で使って頂いた時の話ですが、毎日作業をするため不織布系防草シート上を歩いていました。
暫くすると綿のように毛羽立ってきてしまい、最終的には穴があいてしまいました。
防草シートにも色々な種類が有り、適材適所で使い分ける必要が有ります。
わからない事が有りましたらお気軽に問合せ下さい。